中1の成績は高校受験に関係ある?保護者が知っておきたい内申の話


こんにちは、スクールIE熊谷中央校の坂田です。
「中1の成績って、高校受験に関係ありますか?」
中学生のお子さんを持つ保護者の方から、よく聞かれる質問です。
中学1年生のうちは、まだ高校受験は先のことに感じますよね。
「部活も始まったばかりだし、まずは学校生活に慣れればいいかな」
「本格的に受験勉強を始めるのは中3からで大丈夫かな」
そう考えるご家庭も多いと思います。
もちろん、中1から受験のことばかりを考えて、必要以上に焦る必要はありません。
ただし、埼玉県の公立高校入試を考える場合、中1の成績もまったく関係ないわけではありません。
今回は、中学生の保護者の方向けに「中1の成績と高校受験の関係」について、できるだけわかりやすく解説します。

中1の成績は高校受験に関係ある?

結論からいうと、中1の成績も高校受験に関係します。
埼玉県の公立高校入試では、当日の学力検査の得点だけでなく、調査書の得点も選抜資料として使われます。
調査書とは、いわゆる「内申書」のことです。
埼玉県の資料でも、令和8年度の公立高校入学者選抜では、これまでと同じように「学力検査の得点」「調査書の得点」「その他の資料(一部の学校で実施される実技検査や面接)」の合計に基づいて選抜すると説明されています。
つまり、高校入試では「入試当日の点数」だけでなく、中学校での成績や学校生活の記録も見られるということです。
内申ってそもそも何?

保護者の方がよく耳にする「内申」とは、簡単にいうと学校の成績や活動の記録のことです。
主に関係するのは、通知表にある各教科の評定です。
国語、数学、英語、理科、社会の5教科だけでなく、音楽、美術、保健体育、技術・家庭といった実技教科も含まれます。
「主要5教科だけ頑張ればいい」と思われがちですが、実際には9教科すべてが大切です。
特に中学生になると、定期テストの点数だけでなく、提出物、授業態度、小テスト、ノート、作品、実技への取り組みなども成績に関わってきます。
そのため、内申を考えるうえでは「テスト前だけ頑張る」よりも、日頃の授業や提出物をきちんと積み重ねることが大切になります。
中1の成績が大切な理由

中1の成績が大切な理由は、大きく3つあります。
1つ目は、調査書に中学校生活の記録が残るからです。
高校入試では、中3の成績だけを見ているわけではありません。
学校ごとに扱いは異なりますが、中1・中2・中3の成績が調査書に関わってきます。
2つ目は、中1の学習内容が中2・中3の土台になるからです。
たとえば英語なら、be動詞、一般動詞、三単現、過去形などの基本があいまいなままだと、中2以降の文法でつまずきやすくなります。
数学も同じです。正負の数、文字式、方程式、比例・反比例などは、その後の学習につながっていきます。
中1の内容で苦手を残してしまうと、中2・中3で取り戻すのに時間がかかります。
3つ目は、学習習慣がこの時期に作られるからです。
中1のうちに「学校のワークを早めに進める」「テスト2週間前から準備する」「間違えた問題を解き直す」といった習慣ができると、その後の受験勉強がかなり楽になります。
反対に、中1のうちから提出物がギリギリ、テスト勉強は前日だけ、わからないところを放置する、という状態が続くと、中2・中3で修正するのが大変になります。
中1のうちは何を意識すればいい?

中1の保護者の方に、まず意識してほしいのは「順位や偏差値」よりも「学習習慣」です。
もちろん、テストの点数も大切です。
ただ、中1の最初から点数だけを見てしまうと、お子さんが勉強に対して苦手意識を持ってしまうこともあります。
まずは、次のような点を確認してみてください。
- 提出物は期限までに出せているか。
- 学校のワークはテスト前に終わっているか。
- 間違えた問題を解き直しているか。
- 授業でわからなかったところをそのままにしていないか。
- テスト勉強を始める時期が遅すぎないか。
このあたりが整ってくると、点数も少しずつ安定しやすくなります。
保護者が見ておきたい通知表のポイント

通知表を見るときは、評定の数字だけでなく「なぜその成績になったのか」を見ることが大切です。
たとえば、テストの点数は悪くないのに評定が思ったより低い場合、提出物や授業態度、ノート、小テストなどが影響している可能性があります。
反対に、テストの点数が少し低くても、提出物や授業への取り組みが評価されている場合もあります。
通知表を見たときは、次のように確認してみてください。
- どの教科が上がったか。
- どの教科が下がったか。
- 5教科と実技教科のバランスはどうか。
- テストの点数と評定に差がある教科はないか。
- 提出物や授業態度で改善できるところはないか。
「なんでこの成績なの?」と責めるよりも、「次に上げるなら、どの教科から取り組めそう?」と一緒に考えるほうが、お子さんも前向きに動きやすくなります。
部活や学校外の活動も関係する?

調査書には、教科の評定だけでなく、学校生活のさまざまな記録も関わります。
埼玉県の令和8年度入試では、部活動に関する記入箇所が「特別活動等の記録」から「その他」の欄へ変更され、部活動等の得点について各高校が選抜基準の見直しを行うとされています。
また、資料では、部活動や地域クラブ活動、ボランティア活動、取得資格なども「その他の項目」として扱われることが示されています。
ただし、ここで大切なのは「部活で実績を作らないと不利」という意味ではありません。
高校ごとに選抜基準は異なりますし、活動の評価のされ方も学校によって違います。
ですので、保護者の方は「何か特別な実績を作らなければ」と焦るよりも、まずは日々の学校生活や学習を大切にすることを意識しましょう。
中1で成績が悪かったら、もう遅い?

中1の成績が思うように取れなかったとしても、そこで高校受験が終わるわけではありません。
中2・中3で成績を上げていくことは十分に可能です。
ただし、早めに原因を見つけることは大切です。
成績が下がる原因は、お子さんによって違います。
勉強時間が足りないのか。
勉強のやり方が合っていないのか。
学校のワークをこなすだけで終わっているのか。
英語や数学の前の単元でつまずいているのか。
そもそもテスト範囲を把握できていないのか。
原因が違えば、必要な対策も変わります。
「中3になったら頑張る」ではなく、中1・中2のうちに小さなつまずきを見つけて直しておくことが、結果的に高校受験の準備になります。
最新の情報はいつでもスクールIEにご相談ください

中1の成績は、高校受験にまったく関係ないわけではありません。
埼玉県の公立高校入試では、当日の学力検査だけでなく、調査書の得点も選抜資料として使われます。
だからこそ、中1のうちから通知表や定期テスト、提出物、授業への取り組みを意識しておくことが大切です。
ただし、中1から受験のことで必要以上に焦る必要はありません。
大切なのは、今のうちに学習習慣を整え、苦手を小さいうちに見つけておくことです。
「テスト前だけ勉強する」
「提出物がいつもギリギリ」
「英語や数学でわからないところが増えてきた」
そんな様子が見られる場合は、早めに学習の進め方を見直してみましょう。
中1の今から少しずつ準備しておくことで、中2・中3になったときの選択肢を広げることにつながります。
スクールIE 熊谷中央校
開校時間 平日/14:30〜22:00
土曜/14:00〜20:00
住 所 埼玉県熊谷市中央2-87
電 話 048-577-7472
定 休 日 日曜

お子さんの受験、ひとりで悩まなくて大丈夫です。
受験期になると、「これで大丈夫なのかな?」「もっとできることがあるのかな?」と、保護者の方も悩むことが増えてきます。もし迷ったときは、気軽に相談してください。
入塾の勧誘をするための相談ではありませんので安心してください。
私たちは、地域の子どもたちの未来を応援したいという思いでこのコラムを書いています。
保護者の方の不安を少しでも軽くできたら嬉しいです。
お電話でのご質問・ご相談はこちら
048-577-7472 (熊谷中央校)
受付時間 14:30-20:00 ※日曜日(休)
お気軽にお問い合わせください。

無料体験授業や学習相談も随時受け付けています。
お気軽にご連絡ください。
熊谷受験ナビとは?
「熊谷受験ナビ」は、熊谷市とその周辺地域にお住まいの中学生と保護者の皆さまのための受験情報発信コーナーです。
スクールIE熊谷中央校・スクールIE熊谷西校の室長が交代で、最新の学習アドバイスや地域に密着した受験情報をお届けしてまいります。
次回のテーマもどうぞお楽しみに♪


