【積水ハウス株式会社】埼玉北支店 支店長 小林聡

積水ハウス埼玉北支店では、主に個人住宅の設計・施工を手掛けています。

おかげさまで、熊谷市では親子二世代、三世代にわたり積水ハウスをお選びいただいているご家族も増えています。

また、「分譲地の開発」や「外構工事」に加え、最近では「クリニック」や「幼稚園」といった非住宅の設計・施工も増加しております。

今後は、「ビル」や「クリニック」などの非住宅分野にもさらに注力し、多様なニーズにお応えしていきたいと思います。

積水ハウスは全国展開している企業ですが、私たち埼玉北支店では「地域密着型」を大切にしています。

「良い家を建てること」が、その街の財産になるようにとの思いを込め、一棟一棟丁寧に取り組んでいます。

こと最近では、耐震性や気密性といった設計はもちろんのこと、お客様がまだ気づいていない「潜在的なニーズ」を引き出し、それを形にすることに力を入れています。

また、積水ハウスには「人の幸せ」を研究する専門部署があります。

ここでは「わが家を世界一幸せな場所にする」というグローバルビジョンのもと、独自の取り組みを進めています。

たとえば、家族が一緒に過ごす時間をより豊かにする広々とした設計（例: ファミリースイート）は、この研究から生まれたものです。

柱のない大空間リビングは、家族の幸せな時間を育む場となることが分かっており、その実現のために私たちは技術的な課題を一つひとつクリアしてきました。

さらに、社員の幸福度調査も定期的に行っています。

社員が安心して働ける環境を整えることで離職率も低くなり、長くお客様と向き合える関係が築けるのではないかと思います。

「人の幸せ」を研究する部署がある会社は珍しいと思います。私たちはその成果を家づくりに活かし、皆様の幸せな暮らしを支えていきたいと願っています。

支店長として、私は「コミュニケーション」を何よりも大切にしています。

支店には107名のメンバーがいますが、全員に挨拶をすることを心がけています。

挨拶は、仲間とのつながりを深める第一歩だと思っています。

また、メンバー一人ひとりが幸せに働き続けられるよう、中長期的な視点でその成長や将来の目標について一緒に考えることも、私の大切な役割です。

もちろん、その過程では時には厳しいことを伝えなければならない場面もあります。

でも、その言葉には必ず優しさや期待を込めています。

「本気で向き合う」ことで、その思いが相手に伝わると信じています。

もう一つ大切にしているのは、リーダーとしての在り方です。

私は自分を「2番手」と考え、メンバーが「1番手」として輝けるよう全力で支えることを心掛けています。

この姿勢は、先輩方が築いてくださった「メンバーのために汗を流す」という文化を受け継いだものです。

一人ひとりが自分の力を最大限に発揮できるよう、温かな環境を整え、皆で支え合いながら成長していけるチームでありたいと思っています。

今後、住宅価格が大幅に下がることは難しいかもしれません。

その中で、積水ハウスでは、たとえ初期費用が少し高くなっても、「住まいの長寿命化」と「メンテナンスコストの低減」を実現することで、トータルコストを抑え、お客様に安心して住み続けていただける家づくりを目指しています。

この取り組みは業界の中でもトップクラスだと自負しています。

一般的な住宅が30年程度で建て替えられるケースが多い中、積水ハウスの家は50年、さらには100年先まで住み続けられるよう設計されています。

特に、構造部材には約100年の耐久性を持たせており、長く住むほどにその価値を感じることができると思います。

これからも、家族との時間を大切にし、「命と財産を守る」という住宅の本質を考えた家づくりに取り組んでいきたいと思います。

家づくりは、まだ「形のないもの」に大きな投資をする、大切な決断のひとつです。

だからこそ、誰と一緒に家づくりを進めるのか、どの会社に依頼するのかがとても重要になります。

家づくりには多くの人が関わるため、会社や担当者を選ぶ際には、「この人と一緒なら安心して進められる」と思える相手をじっくり見極めてください。

また、話しやすい担当者を選ぶことも、とても大切なポイントです。

どんな些細なことでも気軽に相談できる人がそばにいるだけで、家づくりの過程はぐっと楽しく、スムーズになります。

もし迷ったときには、「信頼できるかどうか」や「安心感があるかどうか」を大切に考えてみてください。

そして、心から納得できる家づくりを目指して進めていただけたら嬉しいです。