受験生にとってとても大切な睡眠時間!質を上げる効果的な方法をご紹介


こんにちは、スクールIE熊谷中央校の坂田です。
受験勉強は長期戦です。
体調が崩れると計画が狂い、気持ちまで不安定になりがちです…
だからこそ「睡眠の質」と「睡眠のリズム」を整えることが、合否を分ける大きなカギになります!
今回は、睡眠が学習に効く理由、目安となる睡眠時間、今日から親子でできるリズム調整術をまとめてみました。

なぜ受験生に睡眠が必要なのか?

睡眠は次の3つの面で、受験勉強の“土台”を支えます。
- 記憶の整理・定着
- 脳と身体の回復
- 体調の維持・免疫力の向上
睡眠時間を削っての「長時間学習」は、一見がんばっているように見えても効率は低下しがちです。
十分に寝て、短い時間を濃く使うようにしましょう!
目安となる睡眠時間!
体質や年齢で個人差はありますが、参考値としてこちらが目安です!
- 小学校高学年:8時間30分〜9時間30分程度
- 中学生:7時間〜8時間30分程度
- 高校生:6時間〜7時間30分程度
実態としては、起床・就寝の分布からみて推奨値よりやや短い傾向があります。
著しく不足している場合は、生活リズムの見直しを心がけましょう!

充分に眠ると、勉強はこう変わる!

- 記憶が定着する
語彙や知識(意味記憶)・出来事(エピソード記憶)などの宣言的記憶は、十分な睡眠で定着が進みます。
睡眠時間が長いほどサイクル数が増え、思い出しやすさが向上します!
- 朝型だと試験本番に強い
入試は基本的に午前に集合・開始です。
普段から朝に頭がよく動く生活にしておくと、当日も“平常運転”で力を出しやすくなります!
- 免疫力をキープ
睡眠不足は風邪などの発症リスクを高めます。
学年末〜入試期は体調を崩しやすい時期でもあります。
安定した睡眠は最高の予防策です!
睡眠リズムを整える6つの方法

- 就寝6時間前からカフェインを控える
コーヒー・エナジードリンク・お茶は覚醒を促します。
就寝の6時間前以降は控え、昼の眠気は短時間の仮眠で対処しましょう! - 寝室環境を整える
目安は「室温:13〜29℃」「布団内温度:33℃前後」「湿度:50%程度」。
明るすぎる照明・白色系ライトは避けましょう。 - 就寝・起床を“毎日ほぼ同時刻”に
週末の寝だめは体内時計を乱します。
入試スケジュールに合わせ、平日・休日ともに同じ時刻に寝起きする習慣づくりをしましょう。 - 昼寝は20分まで
長時間の昼寝は夜の眠りを浅くします。
アラームを使い、15〜20分で切り上げるようにしましょう! - 就寝1〜2時間前の入浴
38〜40℃のぬるめで副交感神経を優位にします。
上がった深部体温が下がるタイミングで眠気が来ます。
42℃以上は避けましょう! - 寝る前のスマホ断ち
ブルーライトは覚醒を促します。
就寝1時間前には通知OFF・おやすみモードにしましょう!
まとめ:
保護者さまへのお願い
このように、十分な睡眠は“勉強時間の敵”ではなく“成果を最大化する味方”です。
リズムを整え、限られた時間を濃く使い、万全の体調で受験勉強に取り組みましょう!
- 家族の生活音・照明への配慮で“寝入り”をサポート
- 朝食は炭水化物+たんぱく質(例:ごはん+卵・納豆)で脳に燃料補給
- 模試前・入試前は本番時刻に合わせて朝学習を習慣化
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