埼玉県入試の【学校選択問題】って何?対象校と対策を解説!


こんにちは、スクールIE熊谷中央校の坂田です。
埼玉県の公立高校入試には、英語・数学だけ「少し難しい問題」が出る高校があります。
それが「学校選択問題」です。
志望校が対象かどうかで、対策のやり方がガラッと変わるので、一緒に確認していきましょう!

学校選択問題とは?
通常の学力検査との違い

埼玉県の公立高校入試は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で行われます。
出題範囲は中学校で学ぶ内容がベースです。
その中で、学校によっては英語と数学だけ「学校選択問題」という別パターンの問題を使うことがあります。
じゃあ、何が違うの?というと…
- ふつうの学力検査より難しめ
- 数学は、考え方や発想力が必要な問題が増える
- 英語は、読み取りや処理量が多くなる
イメージとしては、「基本ができている前提で、もう一段上を見てくる問題」です。
志望校が学校選択問題の対象校かどうかで、対策のやり方が変わるので、まずはここを確認しておくと安心です♪
令和8年度(2026年度)学校選択問題の実施校は22校

令和8年度(2026年度)の入試では、数学・英語を学校選択問題で実施する高校は22校です。
熊谷エリアの受験生・保護者に関係が深いのはこのあたりです。
- 熊谷高校
- 熊谷女子高校
- 熊谷西高校
そのほか、浦和・大宮・不動岡・春日部・川越・所沢方面などの上位校にも多いのが特徴です。
📝数学の対策
学校選択問題で差がつきやすいポイント

学校選択の数学は、計算の工夫・条件整理・図形の見取りなど「考え方」が問われやすくなります。
おすすめの進め方はこんな流れです。
- 中2までの計算、方程式、関数、図形の基本をミスなく
- 途中式や根拠を、短くてもいいので書く練習
- 時間を測って解く(本番は緊張で普段より遅くなりがち)
- 最後は「取れる問題を確実に取る」作戦づくり(満点狙いより安定感)
📝英語の対策
読む力+処理スピードで安定させる

英語はリスニングが含まれるので、普段から音に触れておくと安心です。
学校選択問題の英語は、文量や処理量が増えて「読み切れない」が起きやすくなります。
- 英単語、熟語、文法は「理解+即答」レベルまで反復
- 長文は、設問を先に見てから読む練習(目的を持って読む)
- 英作文や並べ替えは、型を決めてスピードを上げる
- リスニングは毎日短時間でもOK(継続が勝ち)
いつから始める?
ざっくり学習スケジュール(目安)

- 中2冬〜中3春:基礎の穴をゼロにする(英数は特に)
- 中3夏:標準問題を安定させ、応用に入る準備
- 中3秋〜入試直前:学校選択レベルの演習量を増やす+時間配分の完成
「今から間に合うかな…」は、早いほど解消できます。
やることを絞れば、伸びる余地は十分あります♪
最新の情報はいつでもスクールIEにご相談ください

令和8年度(2026年度)についても、「学校選択問題」を実施する22校が公表されています。
熊谷エリアでの受験や、英語・数学の勉強の進め方で迷ったら、いつでもスクールIE熊谷中央校にご相談ください。
「今の状況だと何から始めたらいい?」を一緒に整理して、志望校合格までしっかりサポートします♪
スクールIE 熊谷中央校
開校時間 平日/14:30〜22:00
土曜/14:00〜20:00
住 所 埼玉県熊谷市中央2-87
電 話 045-577-7472
定 休 日 日曜


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